Notion活用

書くことでやることがクリアに|駆け出しWebデザイナーのための思考整理術(Notion × Obsidian)

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はじめに|やることが多すぎて、頭の中がぐちゃぐちゃになる時

 Webデザイナーやコーダー、そのほかの副業でも学び始めたり実務で案件を受けてくると、やることが一気に増えます。

 勉強、ポートフォリオの作成、営業、案件対応、請求書発行、経理・税務関係などなど。。。
気づけばタブを10個以上開いて、何から手をつけるべきか分からない。

 「どこから手をつければいいのか分からない・・・」と自己嫌悪に陥ること、ありませんか?

 でもそれは、あなたが怠けているわけでも、向いていないわけでもありません。
“やることが見えていない”のではなく、”考えが整理されていない”だけなんです。


 多くの駆け出しデザイナーや駆け出しコーダーが抱える悩みは、
実は「スキル不足」よりも、「思考の整理不足」にあります。

 思考が整理されていないと、行動の優先順位がつけられず、結果的に”動けない”状態になる。

 逆に言えば、
「書くこと」で考えを整理できれば、行動の輪郭はすぐに見えてきます。


 ここで紹介するのが、
「Notion」と「Obsidian」を使った思考整理のデザイン術。

  • Notion:タスクや情報を”構造的に整理する”ツール
  • Obsidian:思考の断片を”自由にリンクして深掘りする”ツール

この2つを組み合わせると、
「やることが多すぎて混乱する状態」から抜け出し、
自分で考え、整理し、動ける思考設計ができるようになります。

第1章|タスク整理の第一歩は「書くこと」

「書くこと」には、不思議な力があります。

それは、頭の中の”モヤモヤ”を外に出し、「何をすべきか」を見える形に変える力。

頭の中の「思考の渋滞」を止める

 脳の働きとして、人は一度に多くのことを考えられません。
複数のタスクやアイデアを頭の中で抱えると、情報が入り混じって”渋滞”が起こります。

 この状態のまま「効率化しよう」としても、うまくいきません。
まず必要なのは、、頭の中を”外に出して整理する”こと

 それが「書く」という行為です。

書くことで、

  • 情報を”俯瞰”できる
  • 優先順位を”判断”できる
  • 思考を”再構成”できる

こうして、混乱していた思考に”構造”が生まれます。

「考える」ことも、デザインできる

 Webデザイナーやコーダーの仕事は「構造を作ること」です。
色や形の前に、情報の整理と設計が必要。

 それと同じように、思考も設計できます。

“どんな要素(情報)を””どんな構造(関係性)で””どんな目的(行動)に繋げるか”をデザインする。

 つまり、「考えること」をデザインするのが、思考整理の第一歩なのです。

第2章|Notionで「やることの構造」を整理する

 Notionは、あなたの頭の中を”見える化”するツールです。

タスク管理、メモ、資料リンクなどを1箇所にまとめられるだけでなく、ページ構造やデータベースを使って思考を階層的に整理できます。


Notionで作る「やることの設計図」

データベースの構成例|案件プロジェクトノート

プロパティ名内容
タイトルプロジェクト名 / 課題タイトル
ステータス未着手 / 進行中 / 完了
次のアクション今すぐできる1ステップ
メモ / 参考リンク参考資料やURL
関連プロジェクト他のノートとのリンク
全体の工数案件を受注してから納品するまでの全体の工数

使い方の流れ

 たとえば、『「某社の広告用ホームページ」のデザインを作り、コーダーにコーディングを外注する』というタスクがあるとします。

 まず、Notionで以下のように整理します:

タイトル:某社LP制作
背景:
アイデア:
次のアクション:ワイヤーフレームとデザインを作成する
全体の工数:
 ①ワイヤーフレーム作成
 ②デザイン作成
 ③クライアント確認
 ④コーディング
 ⑤初稿提出・クライアント確認
 ⑥サーバーアップロード(納品)

これだけで、「何を」「いつまでに」「どのような流れで」「次に何を」すればいいのかが見えるようになります。
 タスクを”文脈のある思考”として整理する。
それがNotionの強みです。


Notionは「思考のキャンバス」

 デザイナーにとって、Notionは”タスク管理表”ではなく”思考のキャンバ明日”。
ブロックやページを自由に並べ替えながら、
自分の思考の流れをUIのようにデザインしていくことができます。

  • セクションごとに視覚的に整理
  • リレーションで複数のアイデアをつなぐ
  • トグルやデータベースで情報の階層を作る

それはまるで、頭の中をワイヤーフレーム化していくような感覚です。


第3章|Obsidianで思考を深掘りして発想を可視化する

 一方、Obsidianは「深く考える」ためのツールです。
Notionが”整理”のためのツールなら、Obsidianは”発見”のためのツール。

 思いついたこと、感じたこと、気づきをMarkdownノートにどんどん書き出していく。


メモ帳のように自由に書く

  Obsidianは、まるで自分専用のメモ帳のように文章を書き進めることができます。
フォルダやカテゴリーに縛られず、思い追加ことをそのまま描き出せるため、頭の中の断片的なアイデアや気づきをどんどん外に出すことが可能です。
 例えばこんなノートを書いたとします。

UIの余白について考えてみる
余白の量は情報の密度と関係している
[[視線誘導]] と関連しているかもしれない

 この時、[[視線誘導]]のリンクを作ると、リンク先のノートが存在すれば接続され、存在しなければ新規作成されます。
 この仕組みにより、単なるメモではなく、思考同士を繋ぐネットワークを自然に作ることができます。

グラフビューで思考の地図を見る

 Obsidianのもうひとつの強みは、**グラフビュー(Graph View)**です。

 リンクでつながったノートは、画面上にテント戦で表示され、それぞれの関係性が一目でわかる「思考の地図」として可視化されます。

  • 点:ノート(アイデアや概念)
  • 線:ノート間の関連性

書けば書くほど線が増え、やがて頭の中の発想が大きなネットワークとして浮かび上がります。

グラフビューを見ることで、

  • 自分の関心がどこに集中しているか
  • どの分野に情報が偏っているか
  • 新しい繋がりを発見できるか

が直感的に理解できるようになります。

マインドマップ

 Obsidianのもうひとつの強力な機能が、キャンバス(Canvas)です。
これは、ノートの内容やアイデアをカード(ノード)として並べ、線で繋げられるマインドマップツールのようなもの。

 Obsidianのサイドバーから「新規キャンバスを開く」をクリックすると、真っ白な無限キャンバスが現れます。そこにアイデアをカードとして配置していきます。

 たとえば、次のように使えます。

  • 中央に「ポートフォリオ制作」と書いたカードを置く
  • 周りに「UI設計」「タイプグラフィ」「ビジュアルコンセプト」「ワイヤーフレーム」などを配置
  • 関連するもの同士を線でつなぐ

こうして出来上がるのは、まるであなたの思考の地図そのもの。

キャンバスでは、Obsidian内の既存ノートをリンクさせることができるため、「メモのつながり」と「アイデアの構造」を視覚的に編集できるのが魅力です。

NotionとObsidianの補完関係

役割NotionObsidian
主な用途思考の整理・行動設計アイデアの発散・関係性の可視化
情報の形ページ・データベースノート(Markdown)
ゴール「やること」を明確にする「考え」を深め、関連性を発見する
例えるなら設計図思考の地図

 この2つを組み合わせることで、
ただ書くだけの作業ではなく、**「考える → 整理 → 行動」**の循環を作れます。

  1. Obsidianで思いついたことを自由にかく
  2. 関連するノートをリンクでつな技、グラフビューで全体像を確認
  3. 行動かできるアイデアをNotionに転記して実行
  4. 実行後の気づきを再びObsidianに戻して思考を更新

この循環を続けることで、思考と行動の両方を同時に加速さえることができます。

第4章|Notion × Obsidianで「考え → 行動」をスムーズにする

ワークフロー例

  1. Obsidianでアイデアや気づきを自由に書く
  2. ノート間をリンクでつなぎ、グラフビューで全体像を確認
  3. 実行できるタスクをNotionに転記して行動
  4. 実行後の気づきを再びObsidianに戻して思考をこうしん

この循環を繰り返すことで、思考と行動を同時に加速させることができます。


第5章|書くことでやることがクリアになる理由

 書くことは、単なる記録ではなく情報の整理と設計です。

  • 書くことで頭の中の情報が整理される
  • 整理された思考は、行動への道筋を計画にする
  • 行動によって得た気づきを再び書くことで、思考はさらに深まる

書くという行為は、UIをデザインするように、頭の中の情報やアイデアを整理・構造化・可視化するプロセスです。
思考が整理されることで、やることは自然と明確になり。迷いや自己嫌悪に振り回されることも少なくなります。


まとめ

  • やることが多すぎて動けないのは、怠けや向き不向きではなく「思考整理不足」
  • 書くことで考えを外に出し、優先順位や行動を明確にできる
  • Notionで構造化して、Obsidianでアイデアの関係性を可視化
  • 2つのツールを行き来することで「考える → 整理 → 行動」の循環が生まれる

書くことは、考えること。

考えることは、デザインすること。

あなたの思考は、書くことで整理され、行動につながります。

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